脳脊髄液減少症に関する講演会に参加しました

１１月６日にメルパルク岡山で行われた脳脊髄液減少症に関する講演会（岡山県主催）に参加しました。

あまり広報されていなかったにもかかわらず、患者の方や医療関係者などが多く参加されており、脳脊髄液減少症についての関心の高さがうかがえました。

講演では、国立病院機構福山医療センターの守山英二先生が、脳脊髄液減少症のメカニズムと最近の診断や治療について、大変分かりやすい説明をしてくださいました。

脳脊髄液減少症については、今までは交通事故の後遺障害として認められることは少なかったのですが、最近では認める裁判例も増えてきています。ＭＲＩによる画像診断の精度向上や、ブラッドパッチ療法への保険適用など、診断の技法や治療もどんどん進歩しており、今後は交通事故の後遺障害として適正な等級が認定されるケースは増えるものと思います。

私たちも、最新の情報を入手して、苦しんでいる被害者の皆様のために生かして参りたいと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（平成２８年１１月８日）