ドライブレコーダーのすすめ

物損事故では、人身事故に比べて、事故態様が全面的に争われるケースが多い気がします。

これは、物損事故の場合は人身事故の場合と違って、警察が実況見分(いわゆる現場検証)を行わず、実況見分調書(現場見取図付き)が作られないため、事故当時の正確な記録が残らず、事故態様について後で揉めやすいためだと思います。

事故態様で揉めないためには、予め自分の車にドライブレコーダーを装着しておくことが非常に有効です。家電量販店や自動車用品店では、ドライブレコーダーを、安いものでは1万円以下で売っていますから、ぜひご検討下さい。

もっとも、ドライブレコーダーを装着すると、自分の側の交通違反など、運転者にとって不利な記録も全て残ってしまいます。ですから、ドライブレコーダーを装着するのであれば、自分も安全運転を徹底するという、「覚悟」が必要といえるかもしれません。

とはいえ、安全運転をするというのは当たり前のことですから、「覚悟」などというのは大げさです。また、物損事故を巡って多くの方が揉めている現状を見ると、やはりドライブレコーダーは必要だと思わずにはおられません。

今年度も後半に突入しました。車の運転はもちろん、事務所の仕事も弁護士会の業務も、引き続き安全運転で行って参ります。

(平成29年10月2日)

 

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