右手指の切断・橈尺骨骨折で400万円を獲得した事案
工作機械に手を巻き込まれ橈尺骨骨折後陳旧性尺骨頭脱臼の後遺障害が残った事案(7級)で会社から400万円の損害賠償を獲得した事案です。
事故内容
依頼者(60代女性)は金属部品の加工中に工作機械に手を巻き込まれ、指3本を切断すると共に橈尺骨骨折後陳旧性尺骨頭脱臼の後遺症を残し、労災で7級の後遺障害が認められました。
依頼の経緯
依頼者は労災保険の保険給付を受けることはできたものの、会社は事故が依頼者の不注意によって起こったとして会社の責任を一切認めず、損害賠償に応じなかったため、相談、依頼となりました。
対応
今までの会社の対応からこれ以上の交渉は無駄と判断し,直ちに裁判を起こしました。
裁判においても会社側は一切責任を認めようとはしませんでした。
結果
裁判は判決寸前まで進みましたが、裁判官から和解の勧めがあり、会社から400万円の提示がありました。判決になれば金額が
大幅に増える可能性がありましたが、和解した方が確実に支払ってもらえる可能性が高いため、和解に応じました。